第十七回 サラウンドCM研究会
日時:2009年7月18日 14時から18時
場所 : IMAGICA東京映像センター 1号館2F 4MA
参加研究員:25名(5.1サラウンド寺子屋含む)
テーマ : テレビドラマ「告知せず」のミキシングノウハウ
講師 : 村越宏之氏
2時間ドラマのMA作業はどのように進められるのか?非常に興味深いものでした。
同録の受け渡し、台詞の整音のノウハウ、音楽の貼り付け、音効さんとの2マンミックス。
ダイナミックレンジやレベルの管理。2マンミックスには難しいところがあるようです。
CMの世界とは全く違う作業工程は今後のサラウンド制作にも生かしていけるものと思います。
尺が長いため作業工程、スケジュール管理は非常に大切。
放送はアナログ、デジタル両方で放送。ダイナミックレンジや周波数特性はどちらにもはまるように中間を意識。
アナログの時代のままの感覚、特性でミキシングすることは危険。今後デジタル1本になったときには、デジタルの
利点を十分に生かしたミキシングをする必要があります。これはCMにもいえることで、今後のCMのミキシングの
課題だと思います。
告知せずはJPPA AWARDS 2009でミキシング技術でゴールド賞、ミキシング部門グランプリ、経済産業大臣賞